勉強について、あまり私も言ってこなかったせいもあり、自分から進んでやることはなかった子でした。

受験も視野に入り始めた頃、お兄ちゃんの影響もあって塾に通うことにしましたが、本人もなかなか真剣に勉強に向き合うこともせず、いくつかの塾を転々とした後、受験間近になって塾に通うことをやめてしまいました。

分からないところを聞かれてもどこが分からないのかも分からず、分かったふりをして、応用を解いた時にわかってないことがバレる、宿題を出されてもわからないので、やっていかずに注意される、先生がそばでずっと見ているプレッシャーなど、本人なりに色々な理由があったようでした。

自力で高校受験すると本人は言いましたが、内心は親としてとても心配と焦りはありました。

そんな時、オンライン家庭教師ワカタを知りました。

前々からテニスを通じて運営の横田さんを知っており、本人からやってみたいと言い出してくれました。

塾でも続かなかった子がオンラインでどこまで理解できるのかは少し心配でしたが、これが最後かなというタイミングだった事もあり受講を決めました。

授業を受けてる姿は見たことはなかったのですが、初めての授業が終わったときに、とてもわかりやすくて楽しくて続けたいと言い、その感想は受験直前の最後の授業まで変わることはありませんでした。

受けたい授業や解いてみたい問題、そのほかにも受験に関する悩みや疑問など、その日その日でうちの子のための完全にオリジナルな授業をしてくれていたようでした。

親とワカタさんと講師の先生との連絡も密にとれて、その日どのように進めてくれたか、どんな宿題を出してくれたかなども私のところに連絡が来るようにシステム化されていて、とても素晴らしい仕組みづくりをされているなと感動したのを覚えています。

おかげさまで、受かることはほぼ無理と言われていた公立高校に無事合格できたこと、今でも感謝しかありません。

時々、受験シーズンの話を本人もすることがありますが、必ずワカタさんの話はでてきます。
そしてその時にお世話になった講師の先生のこともとても尊敬しているようで、今でも何回でも話しています。

勉強させることが目的ではなくて、自然と授業の時間を楽しいと思わせてくれる、そこから本人の達成感を引き出して、少しずつやりたいと思わせてくれるそのやり方は、うちの子にはぴったり合ったのだと思いました。

親としても、高校受験を親子だけで乗り越えるには不安しかなかったのですが、一番不安な本人の気持ちに寄り添って頂けたことで、私もとても心強くいることができました。